« ごく平均的なネット市民のオンラインでのモノの買い方 | メイン | アドワーズ道場主、ただ今修業中-1 »
2004年11月29日
まだ、「ネットでオリエンテーリング中」ですか?
Firefox1.0のリリースと同時にIEを捨てて。
さらに、Sleipnirというタブブラウザとも併用するようになり。
ちょうどその頃、RSSリーダーを本格的に使うようになったのですが。
その間、いろいろ見えてきたことがあります。
Firefoxリリースを機にIEを捨てた人(私も含め)の多さがニュースになったりしたのですが、
単に、Microsoft離れとかいった政治的な意図とは別の、
ブラウザツールのあり方そのものについての発見です。
FirefoxはまだまだIEからそれほど進化していず、単細胞的なお気楽気質が同じ、という気がしています。
便利になった点は、
・タブウインドウ
・複数の検索エンジンを指定した検索窓
・RSSリーダを兼ねている
といったところですよね?
でも、Sleipnirに関して言えば、
「IEを徹底的に高機能に拡張してみた」、という感じの、
とても日本人ぽい繊細なブラウザツールです。
まるで、大人になって立派に社会で働き始めたIE青年、あるいは熟年IE氏、を見ている感じ?
「ああ、IEってこんなにもっと大人になれたんだ」
「今までどうして成長を許してこなかったんだろう?」
と反省。
もちろん、成長せよったって、「造り手」(シアトルの方)が成長させてくれないと私達にはどうにもならないのですが、
成長しないIEをよしとしたまま、不便な環境のままでインターネット上を徘徊し続けようとしていた私達も悪かった。
不便ならもっと便利にする知恵も浮かびようものを。
不便を不便と気が付きもせず
やれ「Googleでの検索結果順のロジックが変わってしまったのでは」とか
「GoogleとYahoo!だけチェックすればいい。他の検索エンジンの情報精度は低いし」とか
人のせいにしていたのです。
情報を取る人間側でもっと精度の高い情報収集の仕方を工夫する必要があったし、
そうしないことで私は延々と時間を無駄にしてきたのではないか、と恐怖しています。
IEという平板で単機能なWebブラウザしか与えられてこられず、
それとGoogleまたはYahoo!を使って如何に有意義な情報を探し出すか、という
「ネットでオリエンテーリング」的なアクティビティしか許されてこなかった私達。
そこへ、
「インターネットにはもっともっと便利な情報の取得の仕方がある。そろそろGPSツールを渡しておきましょう」
と、やっと言われたような気がしています。
二次元人には三次元の世界が理解できないように、
IEを超えた便利の世界があることに、気づきもしなかったどころか、考えを及ばすこともしなかったんです。
そうやって、本当にわずかな人達に過ぎませんが、
インターネットでの探し物の仕方にもっとやり方があることに気づきだしました。
そして、その人たちが新しい世界について布教しだすでしょう。
その布教が、インターネット初心者の人達にまで到達するのがいつになるかはわかりませんが、
それほど遠くないことも推して知るべしです。
ならば、古いやり方で慣れ続け、そのやり方を捨てようともしない人達は、
いつの間にやら、旧人類、のまま孤島に隔絶されていることになっていたりして。
前回、
「自分の相場と等価値の商品が存在しているのは、Yahoo!オークションだけ」
(といったことを言ったつもりです)
と力説する友人のことを書きましたが、
それは、一部ユーザの偏見に満ちた極論ではありません。
少なくとも、彼女にとって有意義な情報と思われるものはYahoo!オークションにある、と彼女は結論しているだけ。
それがGoogleである人も、Yahoo!である人も、はたまたLivedoorである人も居るでしょう。
何が第一基準であるかは、その人のインターネットへの第一歩によって異なります。
でも、一つ言えるのは、
有意義とみなされない情報源は、二度と信用してもらえない、ということなのでしょう。
そして、第一基準とは、かくも流動的で相対的なものなのだ、ということなのです。
投稿者 youko : 2004年11月29日 10:18
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.bitmountain.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/17